ある探偵たちの小話

目次
・2017/7
・2017/3
・2013/3


・2017/7

「……なあ、水上」
「ん?」
「お前はその体の事についてどう思う?」
「……俺の体の事?」
「そうだ」
「……別に、なんとも思ってねーよ。まあ不便だなーって思うけど。……七瀬が拾ってくんなかったら、俺まだフリーターだし」
「大変だな。時間に見放された体は」


・2017/3

 世界には見えない繋がりがひしめいている。それは人と人に限らず、人と理、物事と物事、物質と物質など、様々な物が糸のように繋がっている。望まずにそれらが視えてしまう自分にはきっと、今の仕事はお似合いなんだろう。
「七瀬」
 未だ慣れない少年の声に呼ばれて、俺はゆっくりと振り返った。


・2013/4

「死人に口は無い。ならばそれを与えればいい。……そうは思わないかい? 七瀬翔くん」

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